矯正治療の期間について
- 動的治療期間(歯を動かしている期間)
一般的に矯正の治療期間といえば、この動的治療期間をさします。
子供さんで1年から2年、 中学生以上で2年〜3年。 - 保定期間(動かし終わった歯を固定する期間)
1年〜3年、 動的治療期間の後で行います。 - 観察期間
永久歯の生え換わりや顎の成長の観察期間・状況によります。
歯が揃っていない時期から始めると期間が長くなるのでは?
小学2年生からはじめて中学校卒業までとなる方もいます。ただしずっと矯正治療をしているわけではないのでご安心ください。 小さいうちしかできない矯正治療(成長を生かした矯正治療)を行えるメリットがあります。
検査しないと治療方法がわからないのはなぜ?
治療期間が長いのはなぜ?
虫歯になりやすくなるのはなぜ?
矯正の装置が取り外しの場合
歯を磨く時に装置を外せます。そのとき装置も磨いていただければ、装置によるむし歯のリスクが高まることは通常ありません。
固定式の装置の場合
歯に直接つけるため歯に歯ブラシが届きにくく歯磨きがしづらくなります そのためむし歯のリスクが高まります。フッ素塗布なども併用することをお勧めします。矯正治療が終わると歯並びが良くなり、治療前より磨きやすくなります。
矯正治療の痛みはどのくらいあるの?
- 歯が動く痛み
まず、歯が動く痛みについてお話します。
歯の動く痛みとは、咬んだときに歯が痛い、ワイヤーにより締め付けられ、歯が浮いたような感じがする痛みです。小学校の低学年では、あまり痛みを感じないようです。年齢が上がり、骨が硬くなるにつれて痛みを感じやすくなります。
一般的に初めて装置をつけて2、3日〜7日くらい、ワイヤー調整後1〜3日くらい痛みを感じます。痛みのピークは、装置つけた次の日やワイヤー調整後の次の日です。そして、少しずつ痛みが減り、痛みが消えていきます。ただ、個人差が大きくほとんど痛みを感じない方もいらっしゃいます。 - 装置があたる痛み(歯ぐき、頬っぺたの内側、唇)
ワイヤーや装置が頬にあたって痛い場合があります。装置に自分で保護材をつける、クリニックで装置を丸めるなどしてなるべく痛くないように対応します。通常装置をつけた1〜2ヶ月間は違和感、痛みを感じ、数カ月経過すると慣れている方が多いです。もともと口内炎になりやすい方は、よく口内炎になると言う声を聞きます。
歯を抜かないといけないのはなぜ?
- 歯の大きさがとても大きく、顎が小さく歯が並びきらない場合。
- 歯が出ていて、口が閉じにくい場合。
- ひどい出っ歯の場合。
装置をつけたまま運動はできるの?
固定式装置の場合
ボクシング・キックボクシング・プロレス・大相撲などは固定式装置やめたほうが無難です。柔道・レスリングなどを本格的にやる場合は主治医と相談したほうがよいでしょう。アメフト・ラグビーなどは本格的にやっているか、ポジションなどにもよりますが、人と激しくぶつかるスポーツは装置がとれやすいと思います。主治医と相談したほうがよいでしょう。
マウスピース矯正の場合
スポーツをしている時に歯をくいしばる事が多いとマウスピースが壊れやすいと考えられます。
取り外し可能な装置の場合
激しく動くスポーツは装置を一時はずしてもらっています。
矯正装置して楽器はできるの?
トランぺット・ホルンなどは影響があると思います。 クラリネット・サックスは少し影響があるようです。フルートは比較的影響が少ない楽器です。
どちらにしても個人差がありますので一概にはいえません。また装置をつけていても、練習していくと普通に吹ける方もいます。プロを目指している場合やプロ演奏者は一度試しに付けることができるかなど相談してみてはと思います。 吹奏楽部では矯正治療中の先輩や、顧問の先生に相談すると矯正治療するならこの楽器が良いのではとアドバイスをもらえることもあるようです。
咬み合わせの関連で楽器の種類を変更した方が良い場合もあります。(歯を咬む楽器や歯に強く押し当てる楽器など)
装置をつけて食事はどうなるの?
